« 暇は持て余してナンボ | トップページ | »

2013年2月22日 (金)

ニートとゲーム

ゲームの話のつづき
これも8年前ぐらいにブログで取り上げたものですが・・・

ここ10年ほど「引きこもり」が問題になっていますね。

日本だけで100万人を超える勢いなんですって。
お隣韓国では6人に1人の若者がニートと言われています。
先進国の世界で、大問題となっています。

若年層のひきこもりのは、様々な原因が言われています。

親のせいだの・・・
家庭環境のせいだの・・・
学校教育だのなんだのかんだの・・・

それらは、少なからず影響はしているとは思いますが、実は全然別の部分に最大の原因があるのではと個人的に思っています。

それはズバり「テレビゲーム」です。
今では、オンラインゲームなんていうのが盛んなんですよね?
テレビに代わって、携帯やスマフォが主役となり、ネットを駆使した「モンハン」でしたっけ?
累計1000万本も売れているそうです(^^;)

我々が小学生の頃、ファミコンが登場し、マリオブームが起きました。
そして「ドラクエ」が発売され、社会現象になりました。
ファミコンを持っている子供達は、皆、青春の半分を「ドラクエ」に費やしたと言っても過言ではありません。

…あれから約25年ぐらい。
ゲーム開発メーカーが多く生まれ巨大企業化し、任天堂は一時世界一の企業とまでなりました。
そして、数え切れないほどのゲームが販売され、子供達は都度熱狂。
その中でもドラクエに象徴するロールプレーイングゲーム(略してRPG)はその中心にあり続け・・・
今では、ゲームの中で他人とコミニュケーションが取れるほどに発展。

そして、ここ数十年のゲームの進化と共に・・・
引きこもり人口も増え続けているのです。

この手のゲームをすると、熱中するあまりに食事もせず寝るのも忘れてやり続けます。
終えた後はものすごい倦怠感に襲われ・・・
クリアした後は「打ち込んでいたものが終わってしまった。」という、なんとも言えない消失感や不安感を覚えたりします。
だから、また、違うゲームを探して、その隙間を埋めたがる。

ゲームの中では誰もが「英雄」です。
巨大な目標に立ち向かい打破するという達成感。
壮大な世界を闊歩する自分。
世紀の美女と恋愛を楽しみ・・・
皆に拍手喝采され、かならず大円団を迎えられる。

その壮大な仮想の世界とうらはらに・・・

実際は、狭く暗い部屋でゲーム機のコントローラーを握り、青白く光るモニターの前にただ座っているだけの自分。
現実に引き戻されたときの虚無感は、尋常じゃありません。

このとき、その状況を客観的に「あ~あ、時間を無駄にしたな。」と思い学校や会社に行けばよいのですが・・・
幼の未成年は、現実の自分を置き去りにして、ゲームの世界に舞い戻る。
これが、引きこもりの始まりです。

ゲームの中にいれば、自分は「勇者」で「英雄」です。

あくせく働かなければいけない現実から逃げ続ける事が出来るんです。

ゲーム会社は、次々に優秀・有能な人材を雇い・・・
数万人単位の脳を駆使して、新たなゲームを開発します。
彼らが考えるのは、いかに「売るか!」「利益を出すか!」です。
いかにして、子供にソフトを買わせて、熱中させるか。シリーズモノの中毒にさせるか。

有能な数万人の大人がハイテクを駆使して子供をハメるなんで造作もありません。
子供達は、逃げようがありませんよ。

実は…
私も高校生の頃、一時ファイナルファンタジーというシリーズゲームにハマってしまったことがあります。
学校に行かず、丸一日ゲーム機を抱え、まさに引きこもり状態。
寝ても覚めてもゲームの事で頭がいっぱい。
食事も取らず風呂も入らず、スナック菓子とコーラを部屋に持ち込み、部屋から出るのはトイレの時だけ。
家に帰れば寝ないので朝までテレビゲーム。
日中はボーっとした状態で昼ごろ学校に行き、部活もせずにそのまま家に帰りゲーム。
そんな生活を何週間も続けた記憶があります。
幸いな事に、フッと我に返ったとき「こりゃ人間失格だ。」と痛感し、現実に戻れたのですが、一歩間違えれば私もニートになっていた可能性は、十二分にあったと思います。

個人的に、100万人のうち半数以上がこの電波系引きこもりだと思いっています。

政府は「ニート人口はここ数年60万人前後を維持している。」と発表をしていますが・・・
単純なアンケートに基づく調査なので、ニートの親がまともに自己申告をしているとは思えません。実際の数は検討が付きません。(100万人は裕に超えているといわれています。)
評論家や学者の人の中には、その数倍という人もいるぐらいです。

ゲーム業界は、絶対に認識しているはずです。
若者の無気力化・・・
そしてニート問題の原因・・・
その巨大な一翼が、自分等だということを!

それでもなお、子供をゲーム漬けにして企業利益ばかりを追い求めるのは、はっきりいって「悪」ですよ。

シリーズ物や暴力ゲームばかりを作って来たメーカーは、そろそろ、責任の一環として工夫しだしてもよい時機ではないか?

ドラゴンクエストの新作が出るというニュースをみました。
オンライン&3Dで発売されるらしいですが、内容は、数十年前とたいして変わってません。ドラゴンクエストX「目覚めし五つの種族」ですって。

このままドラクエを作り続けるなら・・・
いつまでも、島渡って悪をやっつけるなんていう題材じゃなく・・・

次回作は是非、ドラゴンクエスト「引きこもりの脱却」とかにしてほしい。

冗談ではないですよ!?

ニートのいる家庭は、とても大変な思いをしています。
30歳の無職の息子に殴られたり蹴られたり。

ヒット作を造るゲームクリエイター達は秀才です。
今までゲーム製作に向けていたその才能を、ニート達の救いの手にしてはどうだろう?
彼らがゲーム中毒になった子供達助け出すなんて、いとも簡単なはずです。
そのゲームを使って。(^^)

|

« 暇は持て余してナンボ | トップページ | »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1520601/49575315

この記事へのトラックバック一覧です: ニートとゲーム:

« 暇は持て余してナンボ | トップページ | »